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外壁-打ちっぱなし−鉄筋コンクリート住宅、防水塗装

外壁-打ちっぱなし−鉄筋コンクリート住宅、防水塗装



クールでかっこいいということから、ある時期から急激に住宅の壁として使われるようになってきたコンクリートの打ちっぱなしの壁です。

これはおそらく、マスコミなどの宣伝の効果もあったりして、打ちっぱなし=おしゃれというイメージが定着したものだと思われます。 もともと家の室内の壁として鉄筋コンクリート住宅の内側の壁を何もしないそのままむき出しの状態で使うといたことから始まったようです。 外壁にもそれを使うようになったことが始まりのようです。

もともと、コンクリートというもの自体、石や石灰岩などの西洋の石の建物のような感じのもので非常に頑丈で重くて強くて時間が経過しても壊れないと言った、そういう強い性質をもっています。

こういった石のようなものを人工的に作れるようにしたのがセメントの技術です。そしてその中でもその強度をいかに頑丈にするかということで砂利や石を混ぜてより強度の高いコンクリートというものを作りました。

これはありとあらゆる構造物において、主要な建材でとにかく強度を求められるような所には使用されています。

そしてその構造となるべきところで、普段、表に出ることがない部分が表に出るようになったということが大きな変化でした。

こういったものは、一般住宅だけでなく公共の施設などにおいて使われるようになっていました。




打ちっぱなしという言葉が使われているだけあって、本当にそのままですけどいいんですか??という感じの壁のような気がします。

しかし、実際には処理をして見れるようにしています。

コンパネを抑えるための留め具の後が模様のようでいい、板の継ぎ目からはみ出したコンクリがなんとも言えない、入ってしまった気泡のまだらな感じがオンリーワンでいい、しばらくすると、黒ずんだ雨のあとがついて、苔が生えてきてエコでいい??

そんなことを思う人はレアです。

本当に、手を入れて綺麗にしたものを壁としてつかっているのが一般的です。





これは経費削減ということからも、財政難の影響もあり重要なこととなっていたため、本来コンクリートが終わった後に塗装やタイル張りなどといった作業を行わなければいけないのをそのまま何もやらないということで、コスト削減においても非常に大きな効果を発揮したからです。

これを住宅に一般的な普及品として浸透させていったこともあり、住宅展示場などで100年以上持つと言われているような強健な住宅を提供することができるようになりました。事実、コンクリートだけの耐久性を見ると非常に強くもつことがわかります。実験の結果からも100年以上もつとされています。

ところでそのそういった展示場のセールスマンの方に話を聞いてみると、打ちっぱなしの住宅はどうですか?かっこいいですね!などと聞くと、確かにいいと言うのですが、外壁に何も施していない壁というのはやはり年数がたつと汚れてくるもののようです。

雨の跡が黒くなって、しみになったり、苔が生えてきたりまだらな模様ができてきたり、とにかく新品という感じのコンクリートの状態がどんどん古びた感じになっていきます。

これをいい味がでてきた、風合いがでてきた、などと言ってくれるお客さんわありがたいですが、こういう綺麗な状態を保つためには数年おきに透明な塗料を塗って綺麗にしていかなければならないそうです。

自分もその話を聞いて、やはりこういったものはそれなりに大変なことがあるのだなということに気がつきました。

確かに、耐久性がコンクリートは雨を吸い込みますが、中に雨が入ってきても、その雨がコンクリートのアルカリ性になり鉄筋を腐食しないようになるということで、強い状態に維持することができるのです。

そのため表面に何も塗装していないコンクリート住宅であっても、雨が中に染み込んできたとしても、鉄筋が錆びてふくらんでコンクリートが割れるといったことがないようです。

そういった耐久性においては全く問題なかったとしても、見た目において古びた感じなってきというのは、少々一般住宅においてよくないことあるかもしれません。

こういったことからコンクリートの打ちっぱなしの住宅というのは、高級な海岸沿いの通りに成功者の証として建っていたり、すぐ裏が山になって別荘のようなたたずまいになっていって、とても湿った環境のところにあるわけです。

非常にコンクリートのメンテナンスが大変そうな感じがするような気がします。

自分だったら、とっとと分厚い塗料を一気に塗ってしまって、後はメンテナンスしなくて済むような状態にしてしまいそうです。

しかし、そういったプレミアムな場所にプレミアムなものとして住宅を建てるような人にとっては、そういったメンテが大変でも満足感や幸福感につながるんだと思います。