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外壁-レンガ-構造、地震、頑丈だけど難しい?

外壁-レンガ-構造、地震、頑丈だけど難しい?



レンガは古くからある人工的な建材の1つです。

主に土を焼いたものですが、世界中で、特に海外でおもに作られていました。それが、日本へ渡来してから、洋館を中心に利用されてきました。

これらの時代の洋館は歴史的価値あるものが多く、今でも残っているものは、美術的価値を見出されたりしています。とくに、貿易が盛んであった街には洋館が多く残されています。

そういった洋館を見学する趣味もあるようです。

その後、公共の建物、商業施設、まれに、一般住宅にまで使われるような建材となりました。

外構の塀に用いられることはよくありますが、一般住宅の外壁がレンガづくりになっていることはかなり稀なことです。そういうところはかなり古くからある歴史ある住宅か、 とても贅沢な作りを求めて建てられた住宅だと思います。

耐震性の基準などをどうクリアするのか、難しい課題も有りますので、一般住宅でレンガだけで壁を作るのはかなり難しいのではないでしょうか。

エクステリアとしてはかなり一般的です。



レンガは積んで終わりではありません。間にモルタルを挟んでいきます。これで建築物を作るなんて、ほんとうに凄いと思います。

ほんとうに何階もあるような、高い壁は上の重さを全て、下のレンガが支えています。一体、何トンの重さが1つのレンガにかっているのでしょうか?

こう考えると割れるのは普通で、地震の多い日本にはあまりいい感じはしません。

それにしても、レンガは焼いて固めてしっかりしていますが、間の目地の部分のモルタルは安易な方法で練って、自然乾燥していくわけですから、ここにものすごい荷重がかかったら、大変なことになると思いますが、それでも平気なところが凄いところで、古い建物もしっかりともっています。






レンガ造りの家なんて現代に作れるのか?


今現在、レンガで家を作ることができるのでしょうか?

レンガタイルで作るのではなくレンガを積み上げて作ることができるような家を建てられるのはほんとうに稀だと思います。

おかしなことはしないほうがいいので、普通の人はすなおにレンガを作りの家などは考えないこしたことはありません。

暖炉、薪ストーブならば、レンガとマッチしそうですが、せいぜい、家などはでは外構の壁のつまり、塀にレンガを使うくらいです。

ほんとうに大変なことになりそうなので、そこそこに見た目だけレンガ風にするということで、タイル、さらには、サイディングの模様にレンガ風の塗装が施してあるものでいいかもしれません。

主にレンガを使った壁の代表としては、昭和の始め以前に建てられた工場や倉庫などがあります。

これらは、すでに歴史的価値がみとめられて、観光客が見に遠くから集まってくるくらいです。

つまり、美術館を建てたいのでないなら、個人では使うことは滅多にないものです。でも、憧れの建材です。

しかし、いいですね。決して階段を降りる音なんて響いたりして、不快な思いをしなくて住むことは間違いありません。鉄筋でいいのですが、壁だけレンガをタイルのように貼る、貼るからといって、薄くせずに、鉄筋の外側に、レンガ積んでいくというイメージで周りを囲んでレンガの外壁にしたいですね。

その場合、レンガと鉄筋壁との固定はモルタルだけというのは心もとなく、何かいい固定方法が無いんでしょうか?
鉄筋壁にボルトでも打ち込んで固定する点を何点か作っていけば、タイルのように固定できるかもしれません。しかし、いいですね。鉄筋打ちっぱなし、鉄筋塗装くらいしか、家ではみかけませんが、鉄筋タイルはマンションで見られます。

これが鉄筋レンガになったものが家であればいいかもしれません。高層マンションよりはよほど現実的かもしれません。お金に余裕がある方は施工店と相談してみてください。